GitのGUIツール:gitk
GitのGUIツールgitk
がそこそこ使えるので、軽く紹介してみる。
初めての人はとりあえず触ってみるといいかもしれない。
gitk
のいいところ
gitk
のいいところをまとめると、
- Gitインストール時点から入っている
初めから入っているので、アレコレとアカウントの登録をしたりすることがなくて済む。 SourceTreeとか結構めんどくさいので、これはかなりいいところ。
- 最低限の機能は揃っている
コミットの親子を(再帰的に)調べたり、コミットログを遡って調べたりするには十分な機能がある。
git log --graph
よりかは圧倒的にわかりやすい。
左上にコミットのグラフが表示されていて、左下にdiffが表示される。
gitk
の悪いところ:GUIにしてはわかりにくい
割とごちゃっとしているSourceTreeと比べても、わかりにくいインターフェイスになっている。 古いので仕方ないのだが、右クリックメニューの中で選択できない項目の見た目が、選択できるものと同じなのは特にわかりにくい。
その他のGitのGUIツール
Gitのコミットログを見たりするのに使えるツールは色々あり、一長一短だと思う。
Github desktopはシンプルでわかりやすい・コミットの取り消しがワンクリック(ワーキングディレクトリに反映したまま取り消してくれる)だが、rebaseや難しい操作はできない。
SourceTreeは多機能でなんでもできるし、rebaseもインタラクティブにできるが、直感的じゃないので初学者は触りづらいし、Atlassianアカウントが必要なので導入が面倒だったりする。
僕はtig
が一番好きなのだが、GUIじゃないので使いにくいって人もいそうだなと。
まとめ
とにかくgitk
は、
- 最低限コミットグラフを見れて、ログが追える
- 初めからインストールされる
ことだけがいいところだ。それ以上は求めてはいけない。
ぜひgitk
お試しあれ。