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GitのGUIツール:gitk

GitのGUIツールgitkがそこそこ使えるので、軽く紹介してみる。

初めての人はとりあえず触ってみるといいかもしれない。

gitkのいいところ

gitkのいいところをまとめると、

  1. Gitインストール時点から入っている

初めから入っているので、アレコレとアカウントの登録をしたりすることがなくて済む。 SourceTreeとか結構めんどくさいので、これはかなりいいところ。

  1. 最低限の機能は揃っている

コミットの親子を(再帰的に)調べたり、コミットログを遡って調べたりするには十分な機能がある。 git log --graphよりかは圧倒的にわかりやすい。

左上にコミットのグラフが表示されていて、左下にdiffが表示される。 f:id:hazuhi:20181028123739p:plain

gitkの悪いところ:GUIにしてはわかりにくい

割とごちゃっとしているSourceTreeと比べても、わかりにくいインターフェイスになっている。 古いので仕方ないのだが、右クリックメニューの中で選択できない項目の見た目が、選択できるものと同じなのは特にわかりにくい。

その他のGitのGUIツール

Gitのコミットログを見たりするのに使えるツールは色々あり、一長一短だと思う。

Github desktopはシンプルでわかりやすい・コミットの取り消しがワンクリック(ワーキングディレクトリに反映したまま取り消してくれる)だが、rebaseや難しい操作はできない。

SourceTreeは多機能でなんでもできるし、rebaseもインタラクティブにできるが、直感的じゃないので初学者は触りづらいし、Atlassianアカウントが必要なので導入が面倒だったりする。

僕はtigが一番好きなのだが、GUIじゃないので使いにくいって人もいそうだなと。

まとめ

とにかくgitkは、

  1. 最低限コミットグラフを見れて、ログが追える
  2. 初めからインストールされる

ことだけがいいところだ。それ以上は求めてはいけない。

ぜひgitkお試しあれ。